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2019.06.05南三陸

僕はこの5年間東北の沿岸中心に殆どの地域で活動しておりました。

いつも沿岸の盛り土の区画整備の中、、著名建築家が作った復興商店街を斜めに見ながら通りすぎていた「南三陸エリア」

東北沿岸部の復興整備も1、2年で終了する中、「南三陸」もそんな街の一つだと思っていました。

今回南三陸エリアを案内して頂いた地元Iターンの人材を中心にスタートアップしたマイクロビジネスのメンタリングに行ってきましたが、ホントにびっくりしました。

沿岸部の「ラムサール条約」に始まりFCS「森林認証」日本初のASC認証「水産認証」が人口13000人、森林率77%の小さな町にこれだけ循環社会(今で言うSDGs)に向き会っていたとは驚きでした(参考下記)

それにも増して山間部の民家には古くからの民泊ネットワークが存在していて、、そのネットワークを活かし外国人シェフの和食ツーリズムを目指す若者や、「OFF GRIT住宅」の実験を目指す若者に地域の木材を利用したモジュール&モバイルハウスのビジネス化を目指す建築家の卵や、この循環エリア「南三陸」ならではのスタートアップが居たのにさらに驚きました。

SDGsとは日本人の歴史から見ると当然のような生活様式を英語に置き換える事でさも新しいく聞こえる昨今の時代に、、、一切そのキーワードを使わず、愚直に丁寧に循環社会モデルを創造していた「南三陸」また近く行った時はもっと深掘りをしてみたいものです!

 

南三陸SFC/ASC認証⬇️
https://www.aise.jp/case/branding/certification.html

南三陸ラムサール条約⬇️
https://sp.kahoku.co.jp/tohokune…/201810/20181003_11040.html

南三陸民泊体験プログラム⬇️
https://www.m-kankou.jp/tour/minpaku-program/

都市計画家・商業ディベロッパー

入川 ひでと