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2022.06.16奇跡

いつも来てくれる日本の飲食業界を牽引するリーダー達とのガレージパーティです♪
僕が単身上京して独立を果たす1987年、昼は打ち合わせでほとんど会社にはいない、毎日徹夜で企画書を作りやっと終わるのが既に日付けが変わる頃、、、レストランや気の利いた食堂はとっくに閉まっていた、、、そんな生活に唯一寄り添ってくれたお店がある。
広尾日赤通りの「ボエム」である、ひとりで定番のアマトリッチアーナ(通称マトリ)とガーリックトーストと何故か白ワインを飲んでいると、同じ穴のムジナのクリエイターや建築家などがひとり、またひとりとやってくる!
その頃の最先端の情報交換の唯一無二の手段であり、お互い地方から出てきて独立を果たした戦友である。
当時は面白い仕事が山程あるのでみんなで情報を共有し自身の仕事のヒントにしたり、その「ボエム」には本当のクリエイティブコミュニティがありみんなで東京のカルチャーを創っていると言う自負があった。
もちろんみんな田舎者らしく足の引っ張り合いもなくほんとに仲良しでしたその田舎者も今では美大の教授や海外で活躍する日本を代表するクリエイターになってしまった。
話しは長くなりましたが、その(マトリ)をいつも作ってくれたお店の店長(当時)が30年以上の時を超え僕のガレージであの(マトリ)を創ってくれた^_^
今や世界を舞台にお店を広げ、日本で初めて「カリフォルニアキュイジーヌ」を提供したレストランオーナーと死ぬほど美味しいパン屋と三星レストランや数々のレストラン業態を持つ巨星の2人が仲良くフライパンを煽り、ガーリックを刻んでいる。
Appleを産んだ「奇跡を起こすガレージ」がそこにあった(大袈裟w)
都市計画家・商業ディベロッパー
入川ひでと