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2019.07.02故郷での仕事

故郷と言っても生まれた「尼崎」ではなく僕の人生で多感な時を過ごした青春の故郷「神戸」でのお仕事です。

僕が遊んでいたころ、バラック街(闇市の名残)やナイトマーケットや国鉄(JR)高架下が元気でした。
一方でバラック街だった三宮周辺の再開発で急激に都市化が進み、、それを中心に港の整備やポートアイランドと言う画期的な埋め立て事業が成功しフアッション業界が神戸の顔になり、高度成長時代とともにダイナミックに変化してきた神戸。

現在もその流れは大きなウネリとなって連綿と続いているようです。

高架下、バラック街に始まった戦後期、神戸港と花街が主役だった昭和初期、駅周辺の再開発で出来たセンター街(巨大アーケード)と東門(歓楽街)との連携が大規模な商圏を産み出した高度成長時代、、、考えてみると震災に耐え復興を背中に抱えながら街のウネリは西から東に移って来た様に思えます。

そんな大きな街のウネリにもやっぱり神戸は「神戸らしさ」をいつの時代も失わない!「街マーケティング」調査でした。

6か月の調査を通して見つけたコンセプトが、街のポテンシャルを引き出し、神戸が誇るコンテンツを世界に発信できる仕組みを作れたらなぁーー

そんな「故郷での仕事」でした。

一緒に街を歩き、時には果敢にインタビューをして、一生懸命写真や地図を見て聞いてきた事は紛れもない「真実」である事は僕が一番知っています。

皆さま本当におつかれ様でした。

写真はThe Kobe Contentsです(あくまでも独断と偏見です笑)最近の街ではあまり見かけなくなった商品とサービスでした。

都市計画家・商業ディベロッパー

入川 ひでと